エサでもルアーでも狙える人気ターゲット【カマス】
エサでもルアーでも狙える人気ターゲットのカマスついて紹介します。
カマスはスズキ目、カマス科の魚です。
カマスには何種類かありますが、よく釣れるのがアカカマス、ヤマトカマスです。
高知県太平洋側でも毎年5月あたりからエンピツサイズが釣れ始め。9月、10月くらいまでは釣りを楽しめます。
シーズン終盤になると30cm以上に成長した大型も釣れます。
魚食性が強く、イワシなどの小魚を群れで追いかけます。
細長い体型ですが、引きが強く、釣り人にとって人気のターゲットになっています。
群れで回遊しているので一匹釣れたらどんどん釣れます。
カマスの釣り方
カマスは色々な釣り方で狙うことが出来ます。
エサ釣り
ウキを使ったふかせ釣りでも狙えます。エサはキビナゴなどの小魚。生きてなくてもスーパーに売っているものでも大丈夫です。
大きな物はハサミなどで二つに切ってハリに刺します。
ロッド
ロッドは3m位から5m位の硬すぎないロッドならなんでもOKです。
グレ、チヌ、堤防用など手持ちの物で十分使えます。
リール
リールもロッドに合うスピニングリールならどれでも大丈夫ですが、2000~3000番くらいが使いやすいです。
ウキ
これもなんでも問題ないですが、エサを上下させ誘いをかける釣り方をする場合は気持ち重めの棒ウキを選ぶと使いやすいです。
ライン
道糸、ハリスとも2号前後で問題ありませんが注意点があります。
注意
カマスはとても歯が鋭い魚です。
ラインが歯に触れると簡単に切られてしまいます。ハリのチモトをパイプなどで保護するか、ハリから10cmほどは太めのハリスを使ったりする対策が必要です。
ハリ
エサのキビナゴが付けれるものなら大丈夫ですが、カマスの鋭い歯に対抗できる長軸ハリが使いやすいです。
各メーカーからカマス専用ハリも販売されています。
色々と書きましたが、難しいことはありません。鋭い歯にさえ気を付ければ手持ちのタックルでお手軽に挑むことが出来ます。
ルアーでカマスを狙う
様々なルアーで狙える点もカマスの魅力です。
エギングタックル、シーバスタックル、アジングタックルと幅広いタックルを流用することが出来ます。
注意
カマスはとても歯が鋭い魚です。
ラインが歯に触れると簡単に切られてしまいます。ハリのチモトをパイプなどで保護するか、ハリから10cmほどは太めのリーダーを使ったりする対策が必要です。
メタルジグ
5g~20g程度の小さめのメタルジグでも釣れます。
底から表層まで幅広い層を探るのに適しています。飛距離も出るのでポイントが遠い場合も有効です。
ただ巻きでも釣れますが、軽いジャークを入れると効果的です。
ミノー、バイブレーション、スピンテール
小型のミノー、バイブレーション、スピンテールジグなどのルアーでも釣れます。
メタルバイブやスピンテールジグは飛距離も出て、ただ巻きでも釣れるので初心者にもおすすめです。
ワーム
ジグヘッド+ワームの組み合わせでも狙うことが出来ます。
ワームのナチュラルな動きで爆釣となる日も少なくありません。
カマスサビキ
カマスサビキでも釣れます。
ロッドの長さにもよりますが、3本~6本針を使います。
群れが回ってきているときは同時ヒットも多発します。錘の代わりにメタルジグを使用してもOKです。
カマス料理
カマスは食べても美味しいんです!
水分が多い魚なので、塩を振って水分を抜いてあげるとより一層美味しくいただけます。
エラと内臓を取って焼くだけで絶品塩焼きの完成です。
干物にしても絶品です。
結構簡単に干物も作れますので、機会があればまた紹介したいと思います。
鮮度の良い物は刺身でも美味しくいただけます。